富士山と富士五湖の情報局

本殿屋根は槍皮葺き

本殿屋根は槍皮葺き

本殿屋根は槍皮葺き 里宮境内に鎮座する、冨士御室浅間神社本殿(重要文化財)は、昭和49年、冨士山2合目目から移築されました。この社殿は慶長17年(1612)、郡内領主、鳥居土佐守成次が本願人となって建てたものです。
 この神社のことについて、『勝山記』は、数項目に記録を残しています。次の記事はその一つで富士山2合目にあったときの本殿の屋根替えの様子が「ヒワタ」にて葺かれる、と記されています。
 永正六年(1509)
 此年、当御室ノ上フキ、ヒワタニテフカルル也
 このときの甲斐の国主は武田信虎で、今から486年前のことです。

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