富士山と富士五湖の情報局

「諸願成就」碑

「諸願成就」碑 (Monument of wishes)

 宝永4年(1707)6月17日の建立で、いまから287年前に奉納されたものです。碑の高せは63センチで菅沢善兵衛尊講中とあり、三面の浮彫像と、台座に三猿像が彫ってあるのが目をひきます。富士山二合目の冨士御室浅間神社の境内にあります。
 この碑は、富士山北ロの御師の街、上吉田から富土山頂までに散在する887基の各種石造物の中で、現存する最も古いものであると言われています。

冨士御室浅間神社 本宮神殿

冨士御室浅間神社 本宮神殿(富士山ニ合目)

 本宮は、富士山の吉田口登山道二合目に鎮座し(神域約十へタタール・勝山村飛地)富士山北室とも呼ぱれています。神社の創建は、文武3年(699)に藤原義忠公によって勧請され、富士山中で最古の神社と言われています。
 本殿は、昭和49年に二合目から里宮境内に移築。跡地には、55年、本宮神殿が再建され、深い木立に囲まれ、たたずんでいます。


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