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余談として、人気のある「テトラクリプト」と「イニシャルスティック」を想像しましょう。 「クリプト」は「イニシャルスティック」にも付いて来て、速効性から水槽立ち上げ時に入れるようになっています。 やがて底にひいたスティックが分解され肥料として役に立つ頃に必要無くなる…。 これは単に「クリプト」は溶けやすいだけで成分は同じだと想像できれば良いと思います。 その成分はカリだと。 ちなみに日本製の製品には成分表示がありませんが、現地の製品には 成分比率は「1-0-25」です(窒素-リン-カリ)。で、原文ですと、 Tetra Hilena Crypto Guaranteed Analysis: Total Nitrogen (N)1%, Soluble Potash(K2O)25% Derived from: Total Nitrogen (N): Ethylenediaminetetracetic acid and Ethylenediaminetetraacetic acid dihydrate, iron_sodium salt. Soluble Potash (K2O): Potassium Sulfate つまり、両方とも同じ成分で、溶けやすさが違うだけですね。 そこで私は、底肥料には「リンとカリ」を主成分にした固形の園芸肥料で、即効性を得るためには「粉末硫酸カリ」と「ハイポネクス開花用」で十分だと書きました。詳しくは肥料のページ。 |
根の張る水草は陸上の園芸が通用すると思います。
しかし、水中に適した水草は未知数です。
そこで水草の、肥料(養分)の取り方を考える事によって本ページを考察したいと思います。(他の要素等を考えない)
葉から<---->根から | |||||||
モス | カボンバ | スプライト | チドメクサ | レインキー | バリスネリア | クリプト | エキノ |
とまぁ、こんな感じでしょうか?なんとなく分類できるでしょうか?
つまり、葉から養分を取る水草は液肥が有効で、根から養分を取る水草は低肥が必要だと言うことです。
分類イメージが出来れば育成のコツもわかるかもしれません。
試しに肥料添加の載っている水草の資料を見てください。「液肥のみ、固形肥料、両方」の分類でも確認できると思います。