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富士山撮影を丸山林道で行い、そのまま甲府から奈良田に車を向けてみた。結論として、普通車ではやらない方が良いだろう。時々底を衝くような場所がある。通常は身延町経由の方が良いだろう。
奈良田と言えば白根館だが、町営の温泉施設も安価で施設充実でアリかもしれない。ただし、私感だが白根館より泉質が柔らかい感じがする。特に感じるのは硫黄臭の濃度である。白根館はもっと硫黄臭があるように思う。
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営業時間 |
9:00〜19:00(日帰り温泉:500円) |
定休日 |
水曜日 |
泉質 |
ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉
豊富な湯量で源泉かけ流し |
施設・お風呂 |
・内湯2
・売店、食堂 |
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川沿いに立つ看板(駐車場) |
眼下に奈良田の村を望む |
施設内売店 |
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奈良田の川沿いに目立つ看板があり、そこのスペースに車を停める。目指す施設は、そこから坂をのぼって2分ぐらいのところにある。途中で、奈良田の村を見下ろし、向こうに奈良田湖を望む。その先は絶壁の山々だ。日本の秘境に来たような気分になれる。
奈良田の湯は女帝伝説があり、「今から1300年前考謙天皇が奈良田に御遷居になったときの開湯」と伝えられている。 |
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施設そのものは町営だけに行きとどいており、隣接して日本を代表する山岳写真家の白籏史朗記念館もあるので(入館料500円)、写真好きの人や山登りが好きな人は訪れてみよう。登山シーズンは混み合っている日が多いので、オフシーズンに行くのが良い。ゆったり落ち着いて湯に浸かっていられる。
湯はとろみと若干硫黄臭のする42度前後で長風呂派には少々熱い。2段階で冷めたほうの湯船がちょうど良い。ただし、最初の湯船の方が湯の鮮度がよく泡も付く。味はやや塩分のある硫黄臭の湯。 |
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浴槽は木製で湯もぬるぬるしているから感触が良い。湯の花も適度に舞っていて温泉に来たなと感じさせる。
近くの白根館より湯がやさしいので、白根館では湯が強すぎると思う人はこちらが良いかもしれない。ただし、長湯するには飽きてしまうかもしれない。
ちなみに休憩室は別料金のようだ。 |
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周辺地図
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■山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
■TEL:0556-48-2552
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