ただし、お風呂は混浴である。女性は紙製の下着みたいなものを着用。男性はそのままで入浴。

　 富士五湖地域からは国道300号線で本栖湖を超えて出向く。行程に迷いはなく、約1時間30分程度でたどり着く。下部温泉郷に入ったら左に下部駅を見て細 い舗装道路を奥に入っていくと、1Kmのところで最初の橋を渡る。その橋の正面左が目指す温泉である。車は、橋の先の左川沿いかその先の右に駐車場がある のでそこに駐車する。

　私は5月〜9月にかけて下部温泉に出向くことが多い。何故なら、その源泉の温度が30度前 後と冷たいからで、さすがに冬は結構つらいかもしれない。しかし、夏のほてった体を静めるには好都合だ。ひんやりしたお風呂に3時間ほど浸かっていると急 激に体の新陳代謝が良くなってくる。
泉質より温度の効果なのだろうか？良くは分からないけれど、新陳代謝の結果の現象を見越したように洗い場横にトイレが併設されている。人自身が持っている治癒力を高める効果があるのかもしれない。

　「湯」と言っても温度は30度前後で冷たく感じるので、階上の沸かし風呂と交互に入ると良い。特に沸かし風呂で良く温まった後、階下の大風呂に入るとクラっとめまいを感じる時があるのは愛嬌。
　風呂に長時間入った後は体が軽くなったような感じがする。さらに膝がいつもより軽くなって歩きづらい場合もある。
冷泉は新陳代謝が増し、体の内部から治癒してゆく感じがする。また、湯に粘りがあるためか体にほこりが付着しやすい気がするのは私だけであろうか？

　ところで、入浴時に源泉館オリジナルのミネラルウォーターを貰えるらしいが、私はまだ貰ったことがない…。新陳代謝が良くなってトイレに行く分、水分補給をしながらの入浴は大切かもしれない。