「家は大工が作るもの」 そんな当たり前のことを…。家を建てるのは大工。皆さんは小さな子供の頃から知っているはずです。 しかし、多くの方は、なぜ家を建てたことの無い大手住宅メーカーの営業マンの話を信じ彼らから家を買ってしまうのでしょうか? それは、お客様が悪いわけではありません。メーカーの営業マンが悪いわけでもありません。大工である我々が、営業行為が苦手だから、直接お客様に家を建てられることを提案していなかったことが悪かったのです。 しかし、大工である私たちがお客様に直接家を提供する事こそが、一番良い家を割安で提供できるのです。 理屈は簡単です。 私達大工は、家づくりに関する全てのことを知っています。 例えば、私達がつくるのは、木造住宅です。ですから、たくさんの木を扱います。木材には種類が沢山あります。 同じ種類の木でも、生まれた場所、育ち方が違うと、使う場所も違います。 人間で言えば、計算の得意な人、力持ちな人、器用な人いろいろいます。このいろいろな人たちが集まって適材適所活躍することが優れた会社になったり、よい映画ができたりするのと同じです。 家も沢山の木材が集まって家が建ちますが、適材ではない材木が柱に使われたら、適材ではない材木が、土台に使われたらどうでしょうか?その材木を見極めながら家を建てるのが大工なのです。 ここまでを知るには、相当の修行をしなければ理解をすることができません。 ですから、本当に良い家のつくり方を教えてあげられるのは、営業マンではないのです。
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