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ゆく年、来る年、道祖神
つい最近の豪雪が降ったあの日
私は、河口湖のとある湖畔に呼び出しをされた。
そこには、以前お会いした道祖神のマスターが
その先に、謎の老人が立っている。
「付いてきなさい」
老人が雪の中を歩きだした |
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何か、怪しい所へ連れて行かれるのだ!
「いやっす!何すか!もう勘弁して下さい!大事な本なら、返したでしょ! (3日以内に返せと言われた本を、ちゃんと1ヶ月後に帰しました)」
まずい!大変まずい! もうどうでも良い!
何とかして逃げねば!
しかし手遅れ
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はい、牢屋です |
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おお!中に既に誰かいます。
どうですか?
今日は寒いですねえ〜
禁錮何年ですか?
私の罪状は、道祖神に詳しいふりをした 虚偽、偽りを申し立てた罪で、 こちらで即身仏にされる予定の物です。
微動だにしない先客の方
あ、目が暗闇に慣れてきた。 |
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だんだんお顔が見えてきましたよー |
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ん…?!
・・・・河童?
続く |
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