登山道を更に進むと広々した気持ちの良い空間に出る。正面には大室山の斜面が見える。
進むべき道は大室山を左に巻いて行く道である。やや狭く勾配もでてくる。右手に山の斜面を確認して進めばよい。ここで精進湖登山道とはお別れだ。
大室山を巻いて進む登山道を進むと、途中で大室洞窟に寄り道するのも良い。標識が発見できる。ただし、道に迷いやすいので注意が必要だ。時間があったら帰りに立ち寄るのがいいかもしれない。
大室洞窟の分岐点を左に見ながら更に進むと登山道正面に小高い丘が登場する。
登山道はこの丘を右に見ながら進む方向に進路を取る。丘を巻きながら道を進むと左に分岐する道が登場する。この道が目指す登山道だ。やや、下りになっている。
間違って登山道を直進すると、丘の上に出てしまい登山道もいずれ消滅する。ここの分岐は気をつけよう。
下る登山道に上手に分岐すると10分ほどでメガネ穴や蒲鉾穴に遭遇する。
途中、樹海特有の穴も発見できる。これは、立ち木に溶岩が押し寄せそのまま穴として残ったものである。
時間に余裕があれば先の神座風穴等にも足を伸ばすと良いかも知れない。ただし迷子には十分注意しよう。たいていのガイドブックにも道は記されていない。ベテラン者との同行が一番良いだろう。
神座風穴は周囲にロープが張られていて一般の人は内部に入ることはできない。
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