今日も寒くて暑い変な陽気です。富士山には朝からへんてこな傘雲がかかり続けました。
さて富士八湖の一つ、富士吉田市の明見湖の約50年ぶりの水抜きと湖底の一部しゅんせつ工事が始まりました。周辺の宅地造成により注ぎ込む湧水が止まり約20年、湖底には枯蓮の堆積物が積み重なり2メートル以上もあった水深も50センチほどに・・・。湖の汚濁が加速し昨年は蓮の開花も例年の2割以下でした。
しゅんせつに合わせて池の水抜きをして、外来魚の駆除も行っています。オオクチバスにブルーギルにライギョまで外来魚のフルコースです。約1000尾のコイとフナは田んぼに一時避難です(驚くべきことに30センチ以下のコイとフナは外来魚に食べ尽くされていて皆無でした)。
これから3月末まで池を干してリセットです。この予算とボランティアの方々の人力が無駄にならなければと思いますが、いまだに外来魚の闇放流が続く日本中です。果してどうなる事やら! |