リニアの夢は僕らの夢を乗せて…

　僕たちが子供のころ（といっても昭和40年代）、手塚治虫のマンガとか宇宙戦艦ヤマトとかに登場した空中を走る未来トレイン、リニアモーターカー（言い方が古いか？）。あの頃、本気で数十年後には夢の世界がやってくると信じていた。科学雑誌を読み漁り、モーターを分解し、磁石を並べて作ったリニアの模型。理屈で分かっていたつもりのリニアの原理。

　あれから数十年、リニアは細々と人々の記憶の片隅に追いやられてしまった気がする。東京・大阪間を1時間ちょっとで結ぶ夢の高速鉄道。リニアの夢は費えてしまったのだろうか？
2004年某月、リニア山梨実験線にてリニアの実現に向けた決起集会が開催され、大勢の関係者ならびに地元住民らが参加した。

　さて、肝心のリニアの試乗ですが、時速500Kmを越すと「かなりの揺れと音」を経験しました。実験線の大部分がトンネル内だからしょうがないか…。詳細は下の動画で確認を。

　「お金のかかっている遊園地のアトラクション」と揶揄されている現在の状況を早く脱出し、超特急で夢を実現できるといいですね。