役場経験36年間の間に、村政の表と裏をたくさん見てきました。
そのなかで、住民の皆様のために、何ができるのか?何を必要とするのか?つねに問題意識を持ちながら、職務に邁進してまいりました。
その間に、時代の変化につれ村政も大きくその姿も変えてきました。
村政が本当に村民目線に立った村民のための村政をやってきたのか、ひとつひとつの施策が村民に対してどのように反映されてきたのか?大変疑問がわいてきました。
一番強く感じたのが、山中湖村の目指す方向が村政に全くみられなかったことです。
私は、山中湖村のくらしをさらによくするために、「住民が何を望んで、どこを目指してすすむのか」という共通の希望を住民1人ひとりが把握して、その希望に向かって、」どう行動するべきかを官民一体になり、模索してゆくために立候補を表明いたしました。 |
2012年も残り2ヶ月を切りましたが、世界の各地では火花が散り、国政でも分裂や足踏みが続き、私たちは将来への不安の中にあります。
しかし、日々の暮らしに直接根ざした村政は、一日たりとも立ち止まるわけにはいきません。
ご存知のとおり、「地方分権」は、日本再構築の柱であり、国家的目標の一つでもあります。
山中湖村にとりましても、この「地方分権」を成功させ、日本や世界有数のリゾート地にするためには、多少の意見の相違を乗り越え、全村民の『融和』と『団結』が、なによりも必要になってきたと感じます。それが、いかに困難であるかは、充分に身にしみておりますが、そこを超えないことには、自立した村づくりはは望めないと思います。
全村民の積極的な村政への参加と、『村民主権』による村民のための政治の実現あってこそ、景気や雇用、それに防災など、直面する深刻な問題も着実に解決できるものと考えます。
このような激動の時代の機器を肌で感じ、山中湖村の将来を憂う心情の中、一部議会議員からの温かいご支援を受け、強い勇気と信念を持って、この度の村長選挙に立候補するに至りました。 |