PC-98ノートをあるルートで手に入れた。がしかし、PC-98でやりたかったFDが壊れている。 繰り返すが、やりたいことは1980年代にほぼ日本独自規格になってしまったIBM規格のFDをN5200当時のPTOSというDOS前のNEC製のOSファイルとして読み込むこと。windowsのPC-98エミュでは直接FD操作ができないのでPC-98の実機がどうしても必須なのだ。 PC-98の実機と3モードFDDがあればPC-PTOSの解析ツールが使える。 そこで、手に入れたPC-98に搭載されていたFDDと同型互換のある中古FDDを大量に入手し、片っ端からドライブ内で切れているベルトを交換。2台まではシークモーター不具合でFDを読めなかったが、3台目以降はベルト交換でFDDが復活した。 やっと、本番のPTOSのFD解析ができるようになった。この3週間ぐらいずっとPC-98と格闘していて使い方を完全に思い出したのは大きな収穫だった。HDDを使用する前はFDiskするとか、そういえばFDっていうアプリが便利だったとか……
修理完了後、FDからDOSを起動しひと段落。 PC-98の電源はないため、電線のみ基盤にはんだ付けし外部電源で代用。 |
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PC-9821ノート(PC-9821Nw150)からFDDを取り出す。 |
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古いベルト式のFDDはたいていこのベルトが伸びきって切れている。 ベルトを直してもシークモーター(ヘッド移動)が不良の場合がある。手に入れたPC-98のFDDはベルト交換だけでは完治しなかった。 |
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そこで、大量に中古のFDD(FD1238T他)を購入。この中からベルト交換で無事シークするFDDを探す。 ちなみにすべての中古FDDのベルトは取り去られていた。 |
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修理用のベルトストックは各種豊富にある。確かAmazonで各種80個入りを800円ぐらいで購入しておいた。 折計7cm、直径4.5cmぐらいがちょうどよい。 |
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このようにベルトを修復し、筐体を元に戻す。 |
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早速、PTOSのファイル解析をPC-98ノートで行う。 使用するソフトはPTOSCONV他。
データを無事にすべて抜き取ったら、壊れているN5200を修理するかPC-98にPTOSをインストールして遊ぶ予定。
ちなみに「その1」はこちら、 https://www.fujigoko.tv/board/brbbs.cgi?pt=1714200061&pv=2
#電子機器 #修理 |
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