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突然ですが、皆さんこの本を知っていますか!?
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新田次郎作 富士に死す
以前、元祖室のお隣にある富士山天拝宮について書かせていただいた際に
伊藤食行身禄という人物を紹介しました。
この本はその身禄さんの波乱に満ちた生涯を描いた作品となっています。
身禄さんについての記事はこちら↓
「お隣の」 http://www.fujigoko.tv/board/brbbs.cgi?pt=1438916624&code=3196&fl=1&pv=
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物語の始まりは1689年の夏。
江戸から病気の主人の為に富士山頂の水を汲みに来た少年伊兵衛(後の食行身禄)は、
晴天の中、登山客に「嵐が来る」と忠告する異形の大男と出会います。
大男の正体は富士講五代目を継ぐ月行でした。
月行の予言通り天気は荒れ、伊兵衛は富士山で遭難し死にかけます。
その時、若き身禄を救ったのは...!?
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江戸時代が舞台で敬遠される方もいるかと思いますが、
文体がすごく読みやすく、普段あまり本を読まない方にもおススメできます!
また、民衆の平和を願って入定した身禄さんをお守りする我らが元祖室もちゃんと小説に登場します。
そんな「富士に死す」、元祖室に宿泊する人はもちろん、富士登山される人もぜひ案内書として読んで欲しいです。
R.HIDAKA |
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