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この立ち寄り湯は、2001年から温泉掘削を進め、2005年8月オープンした。おそらく低予算、低管理費を目指していたのか、露天のみの湯となっている。その結果、お湯本来の持ち味が生きており、ナンチャッテ温泉にありがちな源泉に無理をさせていない。このような姿勢はぜひ見習ってほしい。本物の持つ力は将来にわたって不変なのだ。
特に面白いのは、洗い場の湯も源泉が流れてくることだ(元の湯温は44度)。そしてこの湯はこのまま冷まされながら湯船にたどり着く(40度前後)。ちなみに露天3種類は男女日替わりとなる。
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西山温泉に向かう途中 |

町営湯島の湯、駐車場のほか売店 |

温泉施設入口 |
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露天風呂しかないこの施設は、木の風呂と石の風呂と岩の風呂の3つがあり、男女入替で運用されている。
少しだけヌメリのあるお湯は肌に触れるとつるつる感となり、若干の硫黄臭も心地よい。洗い場は源泉かけ流しで手桶で湯をすくって活用するスタイル。私が経験した温泉の中では初めて見る方式。
この源泉は、その後木枠を通って外の湯船に注がれている。 |
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洗い場 |

洗い場の湯は源泉を使用する |

源泉を冷やしながら湯船へ |
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露天風呂は素朴だけれど、良く整備された湯船と芝生で構成されており、周囲の景色と相まって居心地が良い。
場所は西山温泉の途中だが、温泉好きなら是非立ち寄ってほしい施設であると感じた。
お湯というか温泉に対して真面目に向き合った施設という気構えが見え、清々しくさえ思う。 |
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石の露天風呂から山々を |

湯船は露天のみ野趣あふれる |
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周辺地図
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■山梨県南巨摩郡早川町湯島1780-7
■TEL:0556-48-2468
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