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勝山記 21-22

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勝山記 21-22

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No.9312 勝山記 21-22

投稿日：2025年11月27日23時16分

表示回数：9
投稿者：冨士御室浅間神社 場所： 作成日：2015年12月16日16:30 勝山記
作品データ：Canon-Canon-PowerShot-G1-X / 15.1mm(35mm:) / F5.6 S1/60
元応　或本云、元慶トモ言ヘリ
　　　陽成天皇真明治八季
　　　五十代
二
三
四
五　在原業平卒、五十六、十二月
六
七　惟喬御子籠小野里給
　　　一宮上野国奉立
八
仁和　光孝天皇時康、仁明第三御子
　　　　　治三年五十八代
二
三　仁和寺造
四
寛平　宇多天皇定省、光孝第三子治九年
　　　　　佐々木経氏祖
　　　　　五十九代
二

三　北野天神顕玉フ
四
五　小野道風誕生
六
七　頼朝先生
八
九
昌泰　醍醐天皇敦仁 宇多院第一御子
　　　 　　　延喜御門ナリ六十代

二
三
延寿　菅丞相事有
二　古今集造
三　菅少将卒　二月廿五日
四　被撰古今集
画像管理者勝山記からコメント

元応（または元慶ともいう）
・この頃、陽成天皇が政務を執った八季にあたり、第50代天皇である。
二
三
四
五　 在原業平が亡くなる。享年56、十二月のこと。
六
七　 惟喬（これたか）親王が小野里に籠られる。
　　　上野国の一宮を奉立する。
八

仁和（にんな）
・光孝天皇の時代。光孝天皇は仁明天皇の第三皇子。治世3年、第58代天皇。
二
三　仁和寺を建立する。
四

寛平（かんぴょう）
・宇多天皇が政務を司る。光孝天皇の第三皇子で、治世9年、第59代天皇。
　　佐々木経氏（ささき つねうじ）の祖先。
二

三　北野天満宮の神が顕現する。
四
五　小野道風（おののとうふう）が誕生する。
六
七　頼朝先生（＊平安期の学者・貴人の称）が活躍。
八
九

昌泰（しょうたい）
・醍醐天皇（諱：敦仁）。宇多法皇の第一皇子。延喜天皇となり、第60代天皇。
二
三

延寿（えんじゅ）
・菅原道真（菅丞相）に関する記事あり。
二　『古今和歌集』の編纂を開始。
三　菅少将が二月二十五日に死去。
四　『古今集』が選進される。
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