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(村指定文化財 昭和54年3月2日)
祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)今の本殿は江戸時代中期の建立で、一間社流れ造り向拝唐破風。彫刻壮観、色彩は豊かで殿内には八王子御姿、御神像等が祀られています。文治元年(1185)地方政情の巡視に京都から派遣された「官使」八名は小海に滞在し、このうち二名は八王子権現を深く崇拝。その心を尊重し二名が当地で死去後、文治二年九月に住民の小七郎が八王子権現を祀ったのが由緒と伝わります。
御神像
京都から派遺された「官使」二名が死去後、小七郎が二神像を彫刻し文治二年九月、奉斉しました。
棟札
神社は火難をおそれ、文亀元年(1501)に小海七軒(妙本寺の南)から現在地に移築しました。
貞享三年(1686)の木殿建立の棟札が現存します。
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