日本人なら旬の味を楽しむことが最高の贅沢。 ということでこの時期の楽しみは生の桜エビです。
ところが生の桜エビをゲットする事は結構大変で、正しい手続きを踏まなければお目にかかれません。良く魚市場やお土産屋さんで見かける「冷凍生」ではありませんよ。あれは解凍すれば生のように食べられるという意味で、本当の生ではありません。
ということで、手っ取り早く生の桜エビを手に入れるには由比か大井の漁協に直接出向くことが近道です。富士五湖から近いのは由比漁協なのでそちらをご案内します。 http://www.jf-net.ne.jp/soyuikougyokyo/
国道1号線を富士市から静岡方面に向かって、由比の海が見えたら信号を左折です。逆方向からは入れませんので注意! こんなオブジェが出迎えます。 |
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まず、貴重な生桜エビをゲットする前に、こちらも人気の「浜のかき揚げや」を紹介します。 http://www.jf-net.ne.jp/soyuikougyokyo/p_kakiageya.html 休日に行くと大変な行列ができるほど人気ポイントです。 |
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なのでお勧めはやはり、平日です。生の桜エビも休日はゲットできません。 でも、朝とれた生の桜エビを使っていなくても美味しいのでお試しを。 かき揚げ丼とかき揚げうどん。 |
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ちょっと贅沢なシラスと桜エビ。 |
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漁船を見ながら、桜エビをいただく。 |
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さて、ここからは貴重な朝取り生桜エビのゲット方法です。
桜エビ漁は以下の条件の時船が出ません。 ・漁期(3月下旬〜6月上旬、10月下旬から12月下旬)以外。 ・休日および祝日。 ・海が荒れている時。 ・翌日が雨の時(桜エビを天干しする関係上)。 以上の時以外の夜(夕方〜)に船が出て桜エビ漁が行われます。 まず生の桜エビをゲットしたい前日に船が出るか情報を得ます。それには前日の午後1時過ぎに 0543-76-0439 へ電話をかけます。 すると、「本日の漁は午後6時より行います」とテープ案内が流れます。この案内があれば翌朝に生の桜エビが漁協即売所に並ぶ確率が高まります。
これでも安心できません。漁に出ても桜エビが獲れなければ当然駄目です。そこで漁が終わったころ(深夜〜朝)にかけて再び先ほどの電話番号に電話します。 すると、「本日の水揚げは由比××、大井××」と案内されるので、やっと当日の午前中を目安(できれば9時前後)に由比漁協販売所へ出向きます。 |
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運が良ければ、本日の朝とれた生桜エビをゲットできます。 200gで800円です。私は1Kg〜2Kgをまとめて購入します。 |
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そして、こんなに苦労して得た旬の生桜エビをご飯の上に「うそっ」っていうくらい乗せてワサビと醤油でガツガツッと頂きます。
あぁ、うめぇ〜! |
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